大きな雨の音を必死で感じとろうとしてた

 

考えてみて ガラスは絶えず輝いている

ただ、光りが差し込まないだけなのだ

 

聴いてくれますか 私の震える声

私一人の為に時は止まってやくれやしないのだけれど

 

ただ求めていただけ限りある空間と美しい傷跡

まだチャンスはあるの いつものように

 

憶えていなくとも暗くとも全ては体に染みこんでいる

 

ドアの外には何が見えている?

 

だから私は

 

大きな雨の音を必死で感じとろうとしてた